コラム

借入ができなくなるのが困る,まだ借入をしたい方へ

債務整理をして、債務整理をすることで借入れができなくなるのが嫌だというお話をよくお聞きします。
そういう方に私がお話するのは、「多額の借金が既にあったからこそ、その支払いのために借入れが必要だったのではないですか?」「借入れが少なくなって、今より支払いが少なくなったり、借入れそのものがなくなってもまだ借入れしなければならないですか?」といった内容のお話をさせていただいています。
多くの方は「そうなったら借入れをする必要はない」とおっしゃられますが、やはり借入れができなくなるということに抵抗感はかなりあるようです。
私は、「将来、まだ借入れが必要になった訳でもないのに、そのことを気にして、現時点で支払いが難しいのにも係わらず、現状の借金問題を解決しようとせず、この今を犠牲にする必要はない」と考えています。

債務整理をすれば、今抱えている借入れ問題は解決できる可能性が大きくあります。
現時点での問題は借入れが原因となって発生しているものなので、「借入れをする=借入れ問題を抱える」ということになります。
今債務整理をして、将来再び借入れをして、今と同じように借入れ問題で悩むようなことを繰り返されるおつもりですか?
借入れをするということは、将来、自分自身に入ってくるであろうというお金を先使いしているだけなのです。
当然、その借入れに金利が付けば、負担は大きくなり、ひょっとしたら、将来入ってくる予定のお金を既に上回る借入れをしているかもしれませんし、予定していたお金自体が入ってこないかもしれないのです。

債務整理というのは一種の救済措置のようなもので、支払不能・困難に陥った方を再生させることを目的とし、一生のうちに、そう何度も経験するようなことではありません。
将来、あるかどうかもしれない借入れ行為を気にするあまり、今の無理な支払いを続けていくのは得策ではないのです。