コラム

過払金を利用しての借金返済は現在において期待できるのか

TVCMを通じてご存知の方も多いかと思いますが,過払金請求とは、カードローン・キャッシングで法定利率より支払い過ぎていた利息を取り戻すことをいいます。広告等を通じて過払金の存在を知り,自身にも過払金はあるのではないか,過払金で借金の返済ができるのではないかと期待される方もおられるかと思います。

しかし,数百万円と多額の借金の返済が期待できる程に多くの過払金が戻ってくるには,あくまで私の感覚ですが,利率29パーセント等の高い利息を前提に平成10年と現在より20年以上前から消費者金融等と継続的にキャッシング取引をしていた必要があると思います。なお,銀行との取引やショッピング取引の場合では古くから取引があったとしても過払金は全く期待できません。

なので,平成31年の時点では過払金の存在を期待して借金返済に充てることはあまり期待できないのではないかというのが私の見解です。数百万円の借金を何とかするには個人再生や自己破産を最初から検討した方がいいのではないかと思います。なお,個人再生や自己破産をする際には依頼を受けた弁護士として過払金の存在を調査する義務がありますので,調査により過払金がある場合は,当事務所においては着手金0円で回収(報酬は20%過払金の中から頂戴します)し,それを利用して借金返済ができるのであれば自己破産・個人再生から方針変更をしますし,借金返済ができなくとも個人再生・自己破産の弁護士費用に充当させていただくことができます。