コラム

最近の任意整理の動向

当事務所では任意整理も相応の案件数の受任をしていますが,あくまで当事務所の弁護士の印象ですが,アコム等の有名業者を中心に任意整理の処理が難しくなっていると感じています。

任意整理とは,過払金があれば元金の圧縮,利息のカット,分割条件の変更による月の返済額の圧縮という目的のために弁護士が業者と和解交渉をするものです。

このような任意整理手続において最近の業者が厳しくなってきたと感じるポイントとして

①弁護士が介入してから和解までに発生する利息(経過利息)の主張をするようになってきました。当事務所では弁護士費用の積立後に業者と和解をするのですが,弁護士費用の積立が滞納等の理由で長期化すると上記の経過利息が増えることになります。和解後から完済までに発生する利息はカットできることがほとんどでなので任意整理のメリットの方が大きいのですが,相談者様が少しでも損をしないように弁護士費用の早期積立をお願いしたいところです。

②和解の際に他の借入先,家計状況を細かく確認するようになってきました。ほとんどの業者が60回分割程度なら簡単に応じてきたところ,家計に余裕があれば短期分割を主張してくるようになってきました。しかし,家計に余裕があるのであれば借金は早期に返済してしまった方がいいと思いますから,近い将来にほぼ確実に子の学費等の支出が発生する等の事情がない限りは短期分割という点は特段デメリットではないかと思います。

以上の点が厳しくなってきたと感じる点ですが,和解後から完済までに発生する利息(将来利息)についてはカットできるケースが大多数なので,任意整理をすることに大きな意味はあるかと思います。

任意整理を含めた借金の返済の相談は無料ですので,一度当事務所までご相談をしていただければと思います。